私は太平洋戦争が終わるまでの日本は『極悪非道な事をし続けた』という教育を施された世代です。しかし、それは真実でしょうか?一度は嫌日となった私ですが、最近の特定アジアの国のやりように疑問を抱いています。

日本の移植事情
中国で臓器移植、実態把握へ日韓学会が合同シンポ

 中国に渡航して臓器移植を受ける患者が増えていることから、日本移植学会(田中紘一理事長)は9月8日、韓国移植学会と合同で、海外渡航移植の様々な問題を議論する初の国際シンポジウムを千葉市の幕張メッセで開く。

 この問題の実態把握に、国際連携で取り組む先駆的な試みとして注目される。

 シンポジウムでは、日韓の詳しい渡航データを発表するほか、英国の研究者が、欧州からアジアへの渡航移植の状況を報告。渡航移植の国際ルール作りの可能性なども議論する見込み。

 過去に中国で移植を受けた日本人は、厚生労働省研究班が4月に発表した調査結果によると、判明分だけで腎臓106人、肝臓14人の計120人にのぼる。

 一方、韓国の中国渡航患者は、同国移植学会の調査で、1999〜2001年の1〜4人に対し、04年には120人を突破。把握されていない患者も含めれば、「年間1000人近い」とみる医療関係者もいる。

 欧米からの渡航者数は不明だが、英国移植学会は4月に「中国では死刑囚から本人や家族の同意なしに臓器が摘出され、金銭授受が行われている」として批判の声明を発表している。

(2006年5月29日14時59分 読売新聞)

 10日ぶりの更新となりました。
留守中にもコメントを頂きまして、ありがとうございました。
自宅に帰って参りましたので、また、時間の許す限り、言いたい放題なブログですが、書きつづっていきたいと思います。

 さて、久しぶりに我が国の臓器移植法について語ってみたいと思います。
臓器移植に関しては日本は先進国の中でも法的にも国民意識的にも相当後れをとっている分野になります。
反対派の方々の言っていることも理解出来ないワケじゃないんですけれど、当事者の私としてはどうしても賛成派に回らなくてはならない現実もあったりして・・・心中としては中々複雑な部分もあります。
まして、与党の提出した臓器移植法改正案については野党が日弁連とつるんで反対に回っているモノだからちょっと賛成派としては頂けない状況となっています。
脳死が人の死と認めるか否かについての議論ははっきり言って未来永劫、これだ!と言う答えが出てくることはないでしょう。
脳死移植が医学の進歩によって作られた技術であるなら、脳死状態で様々な機械を取り付けて心臓を動かし続けるのもまた、医学の進歩によって作られた技術であります。
本来の自然の姿だったら助かるはずのない命であることは否定出来ないのです。
もう随分以前のドラマでしたが、命を維持し続けることが医者の使命だ!みたいな台詞を言っていたドクターの役がいましたけれど、生きていたって、自分で呼吸し、ものを食べ、自分の足で立てなければ生きていると言えるのか?と考えたモノでした。
私自身がずっと病人として生きていた為の感想だったのかも知れませんが、自分の力で何も出来なくなって、生きていることの実感を感じられなくなった状態でただ、心臓を動かし続けられても人間としての尊厳は守られていると思えないのです。
最近、マスコミで尊厳死が話題として取り上げられることがありましたが、ただ、健康な人々の勝手な思いこみによる反対論は私としては聞いていて腹が立つこともあります。
意識もなく、ただ、病院のベッドに縛り付けられて眠っているだけの状態で心臓だけ動いていても生きていると言えるのかどうか、私には疑問です。
そして、日弁連の言っている『死者(もしくは脳死者)の人権』という言葉にも疑問を持ちます。
人権とは生きている人間が持つ物であって、死んだ人間にまで適用されるんでしょうか?
だとしたら、極端な話ですが、靖国神社に祀られている人々にも人権があり、その死者の御霊を冒涜している人々は人権蹂躙している事にはならないのでしょうか?

 話はそれましたが、日本には技術があるのに行かされていないモノが多くあるように思えます。
臓器移植もその一つだと思います。
世界でも有数の医学技術を持つ日本が脳死移植法が施行されて10年近く経っても、脳死移植がまだ50例にも満たないのです。
日本で待っていても希望が持てないから海外へ渡って臓器移植をするという人が多いのは、日本人の農事移植に対する無関心、もしくは拒否反応から来る副産物ではないでしょうか?
移植手術をすることで生きられる望みがある、だけど、日本国内の正規のルートで順番待ちをしていても死ぬまで順番が回ってこないかも知れない・・・そうなったとき、海外へ行けば活路が見いだせるとなれば、大きなお金をはたいても何とかしたいと思うのは仕方のないことではないでしょうか?
臓器移植を望んで海外へ渉日本人を日本人が批難してはいけないし、海外から現在の中国へ渡る日本人患者を非難されているのは日本全体が非難されていることであると日本人も肝に銘じるべきでしょう。
日本人はもっと、こうしたことに関心を持つべきです。
移植医療がもっと普及すれば現在問題になっている医療費の問題も軽減出来るのです。
今月26日、脳死移植手術が行われました。
段々新聞などの記事の扱いも小さくなっていっていますが、一般の人々への認知度が上がっているとも思えないのが正直な感想です。
税金を上げるのを反対だというのなら、健康保険料を上げるのを反対だというのなら、こうしたことに関心を持ち、ドナーカードを持つことで将来的に医療費が軽減されていくのですから、国に対してこうした協力を国民がすべきだと思うのですが・・・。

Comment
そうですね じゃぽにずむは尊厳死は人間として良い死に方だと思う。

実際あとは苦しむだけで寿命はわずか、栄養は1本のチューブで取っています なんて人は「生きててどーするの?? そこまでして生きていたいの??」って話ですよね。。


現実世界にとらわれすぎですね。 医療の技術が進化したせいで老人が増え少子高齢化になったと言っても過言じゃないと思います。

やたらと薬を使ってあと3ヶ月寿命が延びました、なんて人間らしくないです。 もっと素直に自然な死に方がふさわしいと思います。 
じゃぽにずむ | URL | 2006/06/18/Sun 11:27[EDIT]

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